【イベントレポート】『2019 医療通訳シンポジウム in 川崎』(11/17開催) (速報版)
11/17(日)にNPOインフォメーションギャップバスター主催にてに「2019 医療通訳シンポジウム in 川崎」を開催しました。
当日は全国各地から医療関係者、通訳関係者、障がい者当事者が約250名、議員10名に参加いただきました。
参加いただいた議員は次の通り。
薬師寺みちよ 前参議院議員
初鹿明博 衆議院議員
中谷一馬 衆議院議員
敷田博昭 神奈川県議会議員
佐々木ナオミ 神奈川県議会議員
浅野文直 川崎市議会議員
春孝明 川崎市議会議員
月本琢也 川崎市議会議員
吉沢章子 川崎市議会議員
斉藤りえ 前東京都北区議会議員
- 総合司会:藤木和子氏(聴者、弁護士、NPO法人インフォメーションギャップバスター理事)による進行の様子
- 主催団体代表のNPO法人インフォメーションギャップバスター理事長伊藤芳浩氏による挨拶
- 来賓の議員の方々(左上から、春孝明 川崎市議会議員、初鹿明博 衆議院議員、敷田博昭 神奈川県議会議員、中谷一馬 衆議院議員、佐々木ナオミ 神奈川県議会議員、左下から、薬師寺みちよ 前参議院議員、斉藤りえ 前東京都北区議会議員)
- 来賓の議員(左上から敷田博昭 神奈川県議会議員、中谷一馬 衆議院議員、佐々木ナオミ 神奈川県議会議員、左下から薬師寺みちよ 前参議院議員、斉藤りえ 前東京都北区議会議員、浅野文直 川崎市議会議員)
- 来賓挨拶をする薬師寺みちよ前参議院議員
- 来賓挨拶をする初鹿明博衆議院議員
- 講演1の様子 「市立札幌病院の取り組み -手話を医療の懸け橋に-」 講師:濱野亮子氏(聴者、手話通訳者)
- 講演2の様子 「鹿児島市立病院の取り組み -院内手話通訳として-」 講師:山口龍子氏(聴者、手話通訳士、社会福祉士)
- 講演3の様子 「国立国際医療研究センター病院国際診療部の取り組み -医療コーディネーターの活動から-」 講師:小山内泰代氏(聴者、看護師、助産師)
- 司会:吉田将明氏(ろう者、薬剤師、NPO法人インフォメーションギャップバスター理事、NPO法人川崎市ろう者協会理事)
- トークショーの様子1 総合司会:藤木和子氏(聴者、弁護士、NPO法人インフォメーションギャップバスター理事) 司会:吉田将明氏(ろう者、薬剤師、NPO法人インフォメーションギャップバスター理事、NPO法人川崎市ろう者協会理事) シンポジスト:濱野亮子氏、山口龍子氏、小山内泰代氏、大杉豊氏(ろう者、筑波技術大学教授)
- トークショーの様子2 司会:吉田将明氏(ろう者、薬剤師、NPO法人インフォメーションギャップバスター理事、NPO法人川崎市ろう者協会理事) シンポジスト:濱野亮子氏、山口龍子氏、小山内泰代氏、大杉豊氏(ろう者、筑波技術大学教授)
- シンポジスト:大杉豊氏(ろう者、筑波技術大学教授)によるミニ講演
いのちを守り支える医療機関でのコミュニケーションバリアをなくすための大切な働きをする医療通訳を設置されている病院は数少なく、コミュニケーションにハンディを抱えてある人の受診抑制、健康格差につながっている現状があります。
当団体ではこの現状を解決すべく、5年前から啓発イベントをほぼ年に一回開催しており、今回は去年厚生労働省における専門分野(医療分野を含む)における通訳の調査活動がスタートし、ニーズが明確化しました。
今回はその結果を受けて今後の展望について関係者で議論する有意義なイベントとなりました。会場から終始活発な意見・質問もあり、関心の高さと改善して欲しいという意識の高さがうかがわれました。
今後、川崎市を含め、全国の公立病院などに手話通訳設置の動きが活発化されることを心より願っています。
医療の質の向上には、医療従事者と患者との間で適切なコミュニケーションがなされることが必要です。このコミュニケーションをとりもつ大切な働きをしている医療通訳の重要さを多くの人が認識し、普及することで、真の意味で医療をみんなが等しく受けることができる時代が来ることを願ってます。
詳細は別途報告いたします。よろしくお願いします。
なお、本シンポジウムの抄録集を下記の通り販売いたしますので、ご希望の方は下記のサイトをご覧ください。
▼「2019 医療通訳シンポジウム in 川崎」抄録集 販売のお知らせ
▼ 2019 医療通訳シンポジウム in 川崎 開催のお知らせ(11/17)