Information Gap Buster 特定非営利活動法人

1月イベント「アイデアソン勉強会 ― 効果的なアイデアの発想を目指して ―」の報告


2017/1/7に開催した勉強会(アイデアソン勉強会〜効果的なアイデアの発想を目指して〜)の参加者の感想と様子を掲載します。

◆参加者の感想-その1-

アイデアの出し方の1つであるブレインストーミングは、声で話しながら実施するウエイトが大きく、音声情報を得にくい聴覚障害者は非常に実施しにくい所があります。

今回はブレインライティングという、話さずに複数人で各自が紙に書いた他の人のアイデアを見ながら内容を膨らましていくのが主でした。

ブレインストーミングとは異なり、視覚的なアプローチであることから、聴覚障害者にも実施しやすい方法だと思います。

実際に実施してみて、アイデアを出し尽くしてもうネタが出ないと思った時に、自分で吹いてしまう程の面白いアイデアを発想することができたのが、ちょっとした快感でした(笑)

また、最後に様々なアイデアをA4の1枚の紙に、視覚的にわかりやすく絵やキャッチフレーズなどを入れてまとめていくことでより練られたものになり、参加者皆さんの色々な表現方法が興味深かったです。
今回の勉強会で学んだブレインライティングは様々な場面で応用できる方法ですので、今後うまく活用していきたいと思います。

文責:IGB会員 吉田将明


◆参加者の感想-その2-

今回、アイデアソン勉強会に初めて参加した者で、聴覚障害当事者です。
講師の矢吹先生には、アイデアソンの基本から丁寧にわかりやすく且つ、爽やかに教えていただき、心より感謝申し上げます。お忙しいスケジュールの中、誠にありがとうございました。

普段の業務の中で、商品企画や問題解決のためのブレストやアイデア出しをする機会はあるのですが、今回、改めて、アイデアの定義や、アイデア出し発想の基本から教えていただき、目から鱗が落ちる思いでした。

また、聴覚障害がありますと、音声情報を利用したグループワークは難しいことがありますが、聴覚障害当事者でも参加しやすいように、シート上でワークが完結するよう方法を工夫してくださり、ワークそのものに集中することができました。

今回教えていただきましたアイデアソンを今後の業務に活用いたします。
矢吹先生、ありがとうございました。

また、最後になりましたが、IGB運営局の皆様にもお礼を申し上げます。
聴覚障害がありますと、普段、こうした勉強会への参加も躊躇してしまうことが多いのですが、PC要約筆記と手話通訳というダブルの情報保障をご用意いただきまして、ストレスフリーで受講することができました。
今後も是非、こうした勉強会へ積極的に参加したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
IGBのご活動についても応援しております。
ありがとうございました!

(非会員からのいただいた感想をそのまま掲載させていただきました。ありがとうございました。)

文責:IGB理事長 伊藤芳浩


勉強会の様子

スケジュールを説明するNPO IGB理事長 伊藤芳浩


自己紹介をする講師の矢吹博和さん


ブレインライティングシートの一部
グループでアイデアを出し合うテーマを絞り込み中


「すぐ筆談してもらうには?」と言うテーマでアイデア出

 


「誰が難聴者かを可視化するには?」のテーマでアイデア出し


アイデアシートを批評する講師 矢吹博和さん


みんなから出たアイデアシート
いずれも魅力的なアイデアですね

 


ブレインストーミングは通常音声による発言が中心ですが、今回はブレインライティングという書くことが主体のアイデア出しなので、聴覚障害者でも主体的に参加できるスタイルで非常に好評でした。アンケート結果も高評価となっていました。

また、非常にアイデアに広がりが出て、面白いアイデアが続出しました。今回をキッカケにハッカソンやアイデアソンにも当事者(聴覚障害者)がどんどん参加するようになって欲しいと思います。

矢吹さん、貴重な体験をさせて頂き、誠にありがとうございました!

文責:IGB理事長 伊藤芳浩

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