3月イベント「聴覚障害者のコミュニケーション能力の育成について考える」に登壇された水野映子さんの事後コメントを紹介いたします。


私の前に登壇された橋本一郎先生、松崎丈先生の教育者としての立場からのお話は、とても参考になるものであり、また教育にかける熱い想いに感銘を受けました。こういう先生方ばかりであれば、私がふだん対象としている社会人の問題はなくなるだろうに、と思いました。

講演やパネルディスカッションを通じて感じたことは数多くありますが、私が特に認識を強く持ったのは次の2点です。

(1) 情報を得られることや発信できること自体は目的ではなく手段であり、何のためにそれをするのかが重要だということ。
:情報保障の環境を整えたり読み書きなどの能力(狭義のリテラシー)を身につけることばかりにとかく重点が置かれがちですが、本当に目指すべきは仕事や学業、やりたいことなどができるようにすること、ひいては豊かな人生を送れること。その目的を忘れないことが大切だと改めて感じました。

 

(2) 聴覚障害者が情報を得たりうまくコミュニケーションしたりするためには、周りの健聴者と「協働」する(他の先生のお言葉を借りれば「健聴者を巻き込む」「健聴者を使う」)ことも大事だということ。
:周りの健聴者の力を借りる、と言うと、支援を一方的に受けるようなイメージがありますが、健聴者も何か聞かれたりサポートを求められたりすることによって、得るものはあります。それができる対等な関係が築けることも、広義の「コミュニケーション能力」だと思いました。

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