NPOインフォメーションギャップバスターでは、医療現場での情報バリアの解消を患者、医療従事者(聴覚障がいなどのハンディを持つ当事者自身が医療に従事している者)の双方に必要であると感じ、現状の課題を認識しつつ、今後の活動の展望を見出すべく、11/4(土)に東京にて、イベント「手話による医療通訳の必要性について」を開催いたしました。(共催:聴覚障害者医療サポート協会)

本イベントは100名を超える参加があり、大好評の内に幕を閉じました。参加していただいたみなさま、また、講師をはじめとする関係者のみなさま、厚くお礼を申し上げます。

参加者の多くは通訳関係者でしたが、医療関係者の方も何人かいらっしゃり、現場の方の関心の高さを感じました。

なお、日本では、既に厚生労働省の方にて、医療通訳育成カリキュラムが始まっていますが、残念ながら、「音声通訳」がメインで「手話通訳」が入っておりません。

「日本では手話を公用語として認められていない」「医療関係者の聴覚障害や手話に対する理解が不十分」といったところに原因があるなどの意見が出ていました。

また、本イベントでは、通訳者がコ・メディカル(医療従事者)であることの必要性が何度も挙げられていました。そのためには、手話通訳者が医療用語・文化に精通すること、また、医療関係者が手話・ろう文化に精通することの両方が必要になってくると思われます。既にアメリカなどの外国はこの水準に達していて、日本は遅れています。

現状と本企画での反応を踏まえて、今後、NPOインフォメーションギャップバスターとして「医療現場での情報バリアの解消」に向けて、何が貢献できるのかを検討して参ります。

後日、詳細報告を別途させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

▼NHKサイトにて動画が公開されました。3分44秒から放映されています。
https://www.nhk.or.jp/shuwa/mov/171106/171106_n41hbr.html


医師で聴覚障がい者の生活の質の向上のために尽力しておられる薬師寺みちよ参議院議員にご挨拶していただいた様子です。



午後開催されたパネルディスカッションの様子です。左から、司会:寺嶋 幸司 氏(手話通訳士)、大杉 豊 氏(ろう者、筑波技術大学教授)、柴田 昌彦(ろう者、薬剤師)、木立 玲子 氏(看護師、手話通訳士)、平野 浩二(医師、手話通訳士)


(文責:インフォメーションギャップバスター理事長 伊藤芳浩)

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