【開催済】10月の定例会のお知らせ(考えてみよう!アートリテラシーについて)
どんなことをやるの?
美術鑑賞の場面で、実は情報格差があるのをご存知でしょうか。 特に作品に関する情報の伝わり方に格差があると、それがエンターティメントの度合いの格差につながります。 作品に関する情報は例えば以下のようなものです。
・製作の背景(作者がどのような環境でどのような想いで作成したかなど)
・製作のねらい(作者が伝えたかったこと、作者が目指すことなど)
学芸員などが実施するガイドを聞くことで作品についてより深く知る方法があります。 また、ガイドブックを購入することでも同様にすることができます。 しかし、ガイド(音声)やガイドブックの記述言語(日本語など)が不得手の方がいると、そこに格差が生まれます。 その格差を解消しようと、さまざまな場面で、色々な試みをしています。興味があれば、是非ご参加ください。
だれがくるの?
【パネラー】
●細川 麻沙美さん
- テレビ局での展覧会制作・運営に関わった後、一年間カナダに滞在。
- 帰国後はフェスティバル運営に関わり海外フェスティバルとの連携、アーティストの招聘などを担当する。
- 4月よりフリーランス。関わった展覧会「イサム・ノグチ展」(2005)、「スーパーエッシャー展」(2006), 「文化庁メディア芸術祭」(2008~) 等。
【パネラー】
●杉浦 幸子さん
- 武蔵野美術大学芸術文化学科准教授
- 元森美術館パブリックプログラムキュレーター
- 第1回横浜トリエンナーレ教育プログラム担当
【コーディネーター】
●伊藤 芳浩
- 情報格差解消のためのNPO インフォメーションギャップバスター理事長
- 障害者向けビジネススクールBAB 講師「情報リテラシー講座」などを担当。
- ITmediaにてBlog「持続可能な情報社会」掲載中。(http://blogs.itmedia.co.jp/infogapbuster/)
- Webサイト:http://www.infogapbuster.org/
どんな内容をやるの?
場所:東京都障害者福祉会館
タイムテーブル
18:30〜19:00 受付
19:00〜19:30 「メディアを介した作品鑑賞について」細川麻沙美さん
19:30〜20:00 「なぜ森美術館で手話ツアーを行ったか」杉浦幸子さん
20:00〜20:10 休憩
20:10〜20:40 会場からの質問を踏まえフリーディスカッション
20:40 終了
※手話通訳、読取通訳、PC要約筆記通訳がつきます。
いくらかかるの?(*)
- インフォメーションギャップバスター会員:500円
- インフォメーションギャップバスター非会員:700円
(*) 受付体制の都合で、会場での支払いにさせて頂きますので、予めご了承ください。