2026年8月11日(火・祝)横浜駅近くの かながわ県民センターにて、
『きこえない・きこえにくい人と防災』 ― 警察・消防における災害対応と情報保障の現状と市民理解促進 ―
と題して対面イベント(講演会)を行いました。
災害が起きたとき、防災無線や館内アナウンスなど、情報の多くは「声」でとどけられます。
しかし、その声が届かない人がいることを、まわりの人はどれくらいご存知でしょうか。
また、きこえない・きこえにくい当事者としてどのような対策や心構えが必要でしょうか。
このイベントでは、手話通訳の資格を持ちながら現場で活躍する現役の警察官(長田 幸治氏)と消防職員(瀬戸 勇氏)のお二人をお招きし、きこえない当事者であり防災士の資格を持つIGB理事の山口を加えて、「災害のとき、何ができて、何にこまるのか」をそれぞれの立場から手話でお伝えしました。(手話通訳・文字通訳の情報保障あり)
参加申し込み開始から数日後には定員に達し、申込締切後も問い合わせが多数寄せられるなど、予想以上の関心の高さが伺えました。
三人それぞれの立場からのコーナーのあと、最後の質疑応答コーナーでは時間が足りなくなるほど多くの質問や意見が寄せられ、ここでも関心の高さが伺えました。
また、当日は台風接近のため開催が危ぶまれたのですが、大して雨にも降られずに無事に終えることができました。(終了後の交流会は断念したため、次回はぜひ交流会もやってほしいとの声も多くいただきました)
後日行ったwebアンケートでは、回答者の80%近くの方々から「非常に良かった」「良かった」と好評をいただきました。
一方で、企画運営した立場としては反省点も多々ありました。
特に会場が縦長でなおかつ平台がなかったことと、当日になって2つのスクリーンのうち一つが使えなくなった事により、後方の席の方々が手話や文字が見づらい状況になってしまいご迷惑をおかけしました。
アンケートで寄せられたご意見ご指摘を含め、今後の改善に役立てたいと思います。
講師のお二人は公務員という様々な制約があるお立場で、さらには台風接近により急遽業務につくことになるかもしれないという状況のなか、柔軟にご協力いただきこの場を借りて改めて感謝申し上げます。
また、台風接近中にも関わらず会場まで足を運んでくださった参加者の皆さま、情報保障チームおよびサポートチームの皆さまにも心より御礼申し上げます。
なお、この日は「目で聴くテレビ」の取材が入り、講演中の撮影に加えて終了後にインタビューが行われました。
10月下旬ころに放送予定とのことですが、詳細がわかりましたら改めて「お知らせ」ページでお伝えいたします。
IGBでは今後もきこえに関わらず誰でもが安心安全に暮らせるよう「インクルーシブ防災」の活動を続けてまいります。
(文責:山口タケシ NPOインフォメーションギャップバスター理事)
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