【ご報告】甲府市聴覚障害者協会 主催 防災講演会に登壇しました
2025年10月11日(土)、山梨県甲府市の北東公民館にて、甲府市聴覚障害者協会主催の防災講演会が開催され、NPO法人インフォメーションギャップバスター インクルーシブ防災プロジェクトの鈴木義雅が講師を務めました。
当日は、ろう者24名、難聴者1名、手話通訳・要約筆記者5名の計30名が参加しました。
<講演内容>
講演では、以下の内容を中心にお話ししました。
・講師紹介・防災士資格取得の経緯と活動紹介
・「自助・共助・公助」の考え方
・災害時にろう者が直面する課題(被災経験談の紹介)
・インクルーシブ防災の取り組み
PPT資料は、文字情報だけでなくイラストも取り入れ、手話でわかりやすく伝える工夫をしました。
<グループディスカッション>
後半は、参加者を3班に分け、以下のテーマでグループディスカッションを行いました。
①災害時に自分が準備しておきたいこと
②地域で助け合うためにできること
③情報をどう受け取り、どう伝えるか
各グループでは活発な意見交換が行われ、発表共有の場でも多様な意見が寄せられました。参加者の皆さんが積極的に手話で意見を出し合い、楽しそうに話し合っている様子が印象的でした。
講師としての振り返り
講師としても、基調講演からグループディスカッションへと自然に流れをつくることができ、参加者が話しやすい環境を整えることの大切さを改めて学ぶ機会となりました。
ご参加くださった皆さま、そして運営を担当された甲府市聴覚障害者協会の皆さまに心より感謝申し上げます。



















