12/10 「障害者にとって暮らしやすい情報社会とは(2)」のお知らせ
【テーマ】障害者にとって暮らしやすい情報社会とは(2)
〜当事者それぞれの立場から「情報アクセス」について語っていただきます〜
【日時】2016年12月10日(土) 13:30-16:30
【場所】東京都障害者福祉会館 教室A1
【スケジュール(予定)】
13:00-13:30 受付
13:30-13:35 挨拶、パネラー自己紹介
13:35-14:15 「発達障害の立場から見た情報バリア」東京大学先端科学技術研究センター 特任研究員 綾屋紗月
14:15-14:25 質疑応答
14:25-15:25 「運動障害の立場から見た情報バリア、当事者研究の潮流」東京大学先端科学技術研究センター 准教授 熊谷 晋一郎
15:25-15:35 質疑応答
15:35-15:45 休憩
15:45-16:20 パネルディスカッション 「当事者としてどのように社会の理解を得ていくか」
16:20-16:30 クロージング
【内容】
普段の生活の中で、健常者にはなかなか気づかないところに「情報バリア」があります。
「情報バリア」とは障害や障壁などなんらかの理由により、情報を必要とする人に届かない状態のことです。
このため、誤解などでコミュニケーションがうまくいかなかったり、生活や仕事の面で色々な機会を損失したり、不便さを感じたりします。
これらを解決する1つの方法として、「当事者研究」という自助のための方法を模索するものがあります。
当事者にそれぞれの立場から普段の生活でぶつかっている「情報バリア」について語っていただき、
「当事者研究」についても言及していただきます。
興味がある皆さんのご参加をお待ちしております。
【参加費用】会員500円 非会員1,000円(当日会員申込OK)
【補足】
※スケジュールは予定であり状況に応じて変更する場合が
※事前申し込み不要、当日参加OKです。障がいの有無に
【サポート】手話通訳、読み取り通訳、PC要約筆記通訳
【パネラー】
・熊谷晋一郎さん
山口県新南陽市生まれ。新生児仮死の後遺症で脳性麻痺になり、車椅子から離れられない生活を送っている。小中高と普通学校で統合教育を経験した。山口県立徳山高等学校を経て東京大学医学部卒業後、病院勤務等を経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター准教授。2010年、『リハビリの夜』(医学書院)で第9回新潮ドキュメント賞受賞。
・綾屋紗月さん
幼少時より外界とつながっている感覚が乏しく、「自分は何者なのか」という問いに苦しみ続ける。大学時代は関東聴覚障害学生懇談会にて共に活動しながら、音声で話すことに高いハードルを感じる自分の言葉として手話を習得する。2006年、アスペルガー症候群の存在を知り診断名を得る。現在、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。著書に『発達障害当事者研究』(医学書院)、『つながりの作法』(NHK出版)等。