【ご報告】オルタナ総研主催 サステナ経営塾『職場におけるリプレゼンテーション』(2025/7/16)
2025年7月16日、株式会社オルタナ オルタナ総研主催のサステナ経営塾21期 第4回にて、NPO法人インフォメーションギャップバスター(IGB)理事長の伊藤芳浩が登壇いたしました。今回は「NGO/NPOの事例紹介」として、「職場におけるリプレゼンテーション」をテーマに講演。企業経営者にとって喫緊の課題である、多様な人材の活躍を促す職場づくりについて、示唆に富む内容を共有しました。
伊藤IGB理事長は講演の冒頭で、「職場におけるリプレゼンテーション」とは、単に組織内の多様な人々の人数が多いだけでなく、その声が意思決定や文化形成に公正かつ十分に反映されている状態を指すと説明しました。これは、企業の事業成長に直結する重要な経営課題であると強調しました。
特に注目されたのは、企業が障害者のインクルージョンをビジネスの中心に据えるグローバルキャンペーン「The Valuable 500」が提示する、「真の障害者のリプレゼンテーション」の指針です。伊藤IGB理事長は、この指針が企業のDEI(多様性・公平性・包括性)推進に大きく貢献すると述べ、多様な人材のリプレゼンテーションを促進し、その能力を最大限に活かす職場環境の構築方法についてについて解説しました。
参加した45名の経営者・担当者の皆様は、熱心に耳を傾け、今後の各社におけるDEI推進の具体的なヒントを持ち帰られたことと思います。
【サステナ経営塾とは】
株式会社オルタナが主催する「サステナ経営塾」では、SDGs、ESG、CSRなどの「サステナビリティ領域」を体系的に学ぶとともに、企業の先進事例の共有や受講生同士のグループワークを通して、「サステナブル経営」推進のための知見とノウハウを身につけていただきます。2011年の開講以来、これまで延べ約700社900人の方にご受講いただきました。
カリキュラム: https://sus-buinjuku.alterna.co.jp/curriculum21/
講義は上期(初級編)・下期(中級編)の各5回(全20コマ)、計10回(全40コマ)実施します。上期は4月~8月、下期は10月~翌年2月に毎月1回行います。講義以外に毎回朝会(10分)と午後の最初にNGO/NPOなどによるミニプレゼン(15分)があります。