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Information Gap Buster 特定非営利活動法人

参議院予算委員会での質疑応答について(電話リレーサービス・NET119の件)


2018年11月7日に開催された参議院予算委員会で薬師寺みちよ議員が電話リレーサービスおよびNET119の現状の課題について質問されました。

そのうち、電話リレーサービスについては、以下の質問をされました。

薬師寺議員「聴覚障害者が、手話や文字を通訳するオペレーターを経由して音声電話をかけられる【電話リレーサービス】について、厚生労働省も総務省も自分の担当だと分かっていない。担当を整理してほしい。」

それに対して、安倍総理は以下のように答弁されました。

安倍総理「これは重大な公共インフラで、拡大の為に手話通訳の育成・確保や誰がコスト負担するかなど課題がある。今後は総務省 総合通信基盤局が担当して、検討を進める。」

とはっきりと明言されました。これまで総務省と厚労省のいずれかが担当するのかがはっきりしていなかったのが、大きな一歩となりました。

薬師寺みちよ議員や山本ひろし議員をはじめ関係者各位の皆さまのご尽力に感謝いたします。

今後は電話リレーサービスの法制化、制度化に向けて、具体的な費用負担などの検討に入っていくことが想定されます。

全日本ろうあ連盟主催の電話リレーサービス法規制ワーキンググループにNPOインフォメーションギャップバスター伊藤芳浩理事長と藤木和子理事が加わっており、具現化のために邁進する所以です。また、より一層、行政などへの働きかけをしてまいりますので、ご支援・ご理解のほどどうぞよろしくお願いいたします。

▼参議院インターネット中継
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=4941&type=recorded#14310.8

この記事のリンク | カテゴリ: お知らせ, 電話リレーサービス
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