【NPO IGB メルマガ】情報バリアフリーマガジン No.6
2017年02月17日配信
本メルマガは、当NPOのスタッフとお名刺交換をさせていただいた方へ
お送りしています。(2017年02月17日現在:705名)
-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-
_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/
◆ イベント「アイデアソン勉強会―効果的なアイデアの発想を目指してー」の報告
◆ イベント「聴覚障害者のコミュニケーション能力の育成について考える」のお知らせ
◆ お知らせ 視覚障害学生への3Dプリンタ寄贈プロジェクト
◆ お知らせ 署名募集:電話リレーサービスを24時間365日対応に
◆ お知らせ ワンクリックで手軽な支援してみませんか?-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-.-
◆ イベント報告:1/7(土) ━━━━━━━━━━━━━━
◎「アイデアソン勉強会―効果的なアイデアの発想を目指してー」の報告
ブレインストーミングは通常音声による発言が中心ですが、今回はブレインライティング
という書くことが主体のアイデア出しなので、聴覚障害者でも主体的に参加
できるスタイルで非常に好評でした。
今回をきっかけに、ハッカソンやアイデアソンにも当事者(聴覚障害者)が
どんどん参加するようになって欲しいと思います。
詳しくは、こちら⇒ https://www.infogapbuster.org/?p=1639
◆ イベントお知らせ:3/25(土) ━━━━━━━━━━━━━━
◎「聴覚障害者のコミュニケーション能力の育成について考える」のお知らせ
IGBでは当事者を対象に、情報を扱える力を身に付けるための教育事業を実施しています。
その中の1つとして、コミュニケーション能力も含めています。聴覚障害者に対しては、
現場(学校)にて様々なコミュニケーション能力の育成が行われていますが、
様々な課題があると考えています。
今回は、関係者を招いて、コミュニケーション能力の育成の現状はどのようになっているのか、
どのような支援が望ましいのかを考える機会にしてみたいと考え、企画を立てました。
本企画に関心のある方のご参加をお待ちしております。
詳しくは、こちら⇒ https://www.infogapbuster.org/?p=1652
◆ お知らせ ━━━━━━━━━━━━━━
◎視覚障害学生への3Dプリンタ寄贈プロジェクト
特別支援学校には、さまざまな障害を持つ学生が在籍しています。
本プロジェクトが対象とする視覚障害学生は、物や動物などの形を理解する時に、
触察という、模型などを触ることで形を学びますが、模型には限りがあるため、
形状を知らない物や動物が結構あり、それが情報バリアの一つになっています。
本プロジェクトでは、3Dプリンタで模型を作成する方法を学ぶため、
誰でも手軽に模型を作成できるようになります。
作成した模型を通して触察することで、形に対する情報を増やすことを目指しています。
3Dプリンタを寄贈して欲しい特別支援学校がございましたら、下記の連絡先まで
連絡いただけると幸いです。可能な範囲で寄贈したいと考えています。
詳しくは、こちら。寄付申込もこちらから。
⇒ http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10481
◎ 署名募集:電話リレーサービスを24時間365日対応に
いつも電話リレーサービスの公的支援実現のために応援していただき
誠にありがとうございます。
NPOインフォメーションギャップバスターでは、これまで電話リレーサービスの
24時間365日対応を法的に義務化すべく2013/02/17より署名を集めてまいりました。
この署名は、電話リレーサービスの24時間365日対応だけでなく、
緊急電話も対応可能にし、すべての方に公平に電話を利用できる機会を提供するように、
電信電話事業を統括する総務省に要望するものです。
皆さまの多大なるご協力をいただいたおかげで、2017/02/17現在で、
集まった署名は、7,469名です。(オンライン:4,063名、オフライン(紙):3,406名)
残り、2,531名で、目標の1万名が未達ですので、募集期限を2017/03/31まで延長いたします。
みなさまの方で以下のページのURLを知り合いなどに転送するなどして、
呼びかけていただけると幸いです。
◆署名募集-電話リレーサービスを24時間365日対応に
⇒ http://chn.ge/1wb8yme
用紙による署名は下記のアドレスを参照ください。
◆電話リレーサービス普及:用紙による署名募集
⇒ https://www.infogapbuster.org/?p=641
なお、署名の送付先はパンフレット記載の住所ではなくて、下記の住所になりますので、
お間違えのないようお願いいたします。
〒220-0011
横浜市西区高島二丁目7番1号ファーストプレイス横浜3階
横浜西区福祉保健活動拠点気付
NPO法人インフォメーションギャップバスター御中
国会閉会以降のタイミングにて電話事業を管轄している総務省へ陳情を提出する予定で
準備を進めております。どうぞよろしくお願いいたします。
◎ワンクリックで手軽に支援してみませんか?
「NPOインフォメーションギャップバスター」を応援したい方はこちら。
⇒ http://gooddo.jp/gd/group/infogapbuster/?from=fbn0
【応援する】をクリックするだけで誰でも簡単に無料で支援できます。
※ gooddo(グッドゥ)とは?
自分の応援したいNPO/NGOを、誰でも、今すぐ、簡単に応援することが
できるソーシャルグッドプラットフォームです。
詳しくはこちら⇒ http://bit.ly/igb_gooddo
◆ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━
「人類」と言うことばがあります。
全ての人間をさす、ヒトと言う種類の動物を表すことばです。
「人類」には日本人も中国人もアメリカ人もドイツ人もスペイン人も
ベトナム人も含まれます。
「人類」にはアイデンティティや文化的背景をにおわすものはありませんが、
日本人、中国人、アメリカ人、ドイツ人、、となると使用言語や文化的背景、
アイデンティティが異なることがわかります。
同様に「聴覚障害者」ということばでは、具体的な様子はわからず、
単に耳が聞こえないか聞こえにくいという情報のみしか伝わりません。
しかし、「ろう者」「難聴者」「中途失聴者」となるとイメージしやすくなります。
本人が「ろう者」「難聴者」と言っているのに、「聴覚障害者」と言い換えられて
しまうことが往々にしてあります。
そこにはアイデンティティが含まれていることが、まだ一般には理解されて
いないからだと思います。
しかし、「わたしは日本人です」と言っているのにその上位概念である「人類」と
言い換えられると違和感があるように、発言者の使用したことばが、そのまま
使われるようになって欲しいと思います。
その為には諦めずに周りの人へ情報発信することと、自分自身も知らない分野、
業界に関して用語の意味を勝手に解釈せず、使用している人のことばを
尊重したいと思いました。
━━━━━━ 最後までお読み頂き有難うございました ━━━━━━━━ |