【ご報告】稲城市聴覚障害者協会主催「防災意識を高めるために自分ができること」
2024年9月29日(日)、稲城市聴覚障害者協会のご依頼により、稲城市福祉センターにて「防災意識を高めるために自分ができること」をテーマとした防災講演を実施いたしました。
当団体インクルーシブ防災プロジェクトリーダーである鈴木義雅が講師を務め、クイズを交えながら、ろう協会員や手話関係者を含む20名の参加者と共に防災知識を学びました。
また、稲城市消防署の方にもご参加いただき、地域防災についての理解がさらに深まりました。
講演プログラム
* 自己紹介
* 防災士についての説明
* 災害別の基本事項
* 防災の基本
* ろう者や難聴者が災害時に直面する困難とその対策
鈴木義雅氏が講演している様子
特に、防災士については、稲城市の「防災士資格取得助成制度」も紹介し、防災士資格への関心を高めました。
また、稲城市の「いなぎ防災マップ」を紹介しながら、参加者が自宅周辺のリスクを確認し、自身の安全について考えられるような内容となりました。
今回の講演では、アクティブラーニング形式を取り入れることで、参加者が自発的に学べるよう工夫し、実際の防災行動に役立つ知識を習得できる場となりました。
質疑応答の時間には、多くの質問が寄せられ、参加者の防災への関心の高さが感じられる充実した会となりました。
今後も地域に根ざした防災啓発活動に努め、防災意識の向上を支援してまいります。
《文責:インクルーシブ防災プロジェクトリーダー・鈴木義雅》