【ご報告】第一回ろう児向け防災講演会＠手話でいきる子どものあ〜とん塾様（2021/7/27）

『手話でいきる子どものあ〜とん塾』様にご依頼いただき、当団体インクルーシブ防災プロジェクトリーダーの鈴木がろう学校児童（小学部）に向けて講演させて頂きました。

《あ〜とん塾とは？》

東京都豊島区にあるろう児の児童発達支援・放課後等デイサービス（運営：一般社団法人ありがとうの種）。

音や声を用いない手話だけのコミュニティで、職員も子どもたちもみんな「手話者」です。

あ〜とん塾様では、ろう児の可能性をひろげるべく、ロールモデル講演会やデフゲストによるワークショップをこれまで開催してきましたが、防災関係に詳しいろう当事者にはなかなか出会えずにいました。そこで、当団体の鈴木義雅リーダーにお声がけいただきました。

当日は、ろう当事者の視点から、また、防災士の視点から、防災の基礎やろう者ならではの工夫について講演させて頂きました。

特に当団体がろう児向けの企画を実施するのは初の試みです。

「防災」「被災」「災害情報」などの馴染みのない言葉をわかりやすい手話で、また、クイズや視覚教材などあらゆる工夫をして実施しました。

あ〜とん塾様からは

・ろう児にも伝わる手話であっという間の90分だった
・情報を自分から取りに行って身を守ることの大切さを学んだ（小学部）

という感想をいただきました。

今後も全国のろう児の防災意識向上のために、今回のような活動を継続・発展していきます。

講演のお申し込みはこちらから。

NPO法人インフォメーションギャップバスター
インクルーシブ防災プロジェクト担当
鈴木義雅

【ご報告】第一回ろう児向け防災講演会 ＠手話でいきる子どものあ〜とん塾 様（2021/7/27）