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Information Gap Buster 特定非営利活動法人

【ご報告】障害者介助等助成金に関する関心と利用実態調査結果

2022年12月13日~2022年12月19日に、障害者介助等助成金に関する関心と利用実態を把握し国に情報提供することを目的として、ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所と共同でアンケートを実施いたしました。

▼アンケートの概要はこちら

https://www.infogapbuster.org/?p=5502

 

短期間にも関わらず、多大な協力をいただきまして誠にありがとうございました。いただいた回答結果は今後の活動に活用させていただきます。

対象 事業者経営者・雇用担当者、障害者当事者
回答期間 2022年12月13日~2022年12月19日
回答者数 事業経営者・雇用担当者 69名

障害者当事者 195名

回答方法 オンラインアンケートフォーム

 

【事業経営者・雇用担当者 調査結果まとめ】

事業経営者・雇用担当者(以下経営者)の調査結果から、助成金の理解がまだ普及していないとみられる。申請しない理由としてまた手続きが複雑であること、手続する時間的余裕がないといった要因があると思われる。一方一度申請すると約9割は全部受給できた」と回答したことから、助成金の普及や手続きに改善の余地があるとみられる。

 

【障害者当事者 調査結果まとめ】

障害者当事者(以下当事者)の調査結果では、全体的に経営者の調査結果より助成金の認知度が低い結果となった。また経営者と比較し、当事者の方が助成金を受給できない可能性が高い結果になった。助成金は当事者では「手話通訳・要約筆記等担当者の委託助成金」のニーズがあるとみられる。

また経営者と同様に、当事者も助成金の理解や普及が深まっていないとみられ助成金の理解普及や手続きに課題があるとみられる。

 

それぞれのアンケート詳細は下記参照ください。

 

 


【事業経営者・雇用担当者 調査結果】

Q1)あなたは「障害者介助等助成金」についてご存じですか?

 

Q2)あなたの会社では「障害者介助等助成金を申請したことがありますか?

 

Q3)「障害者介助助成金」を申請したことが「ある」と回答した方に質問です。どの「障害者介助助成金を申請したことがありますか?(複数回答可)」

 

Q4-1)「障害者介助助成金」を申請したことが「ある」と回答した方に質問です。申請した助成金は受給できましたか?

 

Q4-2)「障害者介助助成金」を申請したことが「ある」と回答した方に質問です。申請可能な助成金があればまた申請したいと思いますか?

 

Q5)「障害者介助助成金」を申請したことが「ない」と回答した方に質問です。「助成金」を申請しなかった理由を教えてください。(複数選択可)

 

Q5-2)Q5で「その他」を回答された方にお尋ねします。「助成金」を申請しなかった理由を教えてください。

・当法人には該当しないと思っている、該当しなかったため 2件

・助成金について知らなかったため 2件

・そもそも助成金についての知識が乏しく、対象者がいるのかも不明なため 2件

・支給対象の障がいのある社員で対象の支援の必要な社員がいないため

・障害者雇用をしたことがないため

・障害者採用を検討していなかったため

・以前所轄のハローワークで当社が基準を満たしていないと言われたため

・雇用主が障害者だと利用できないため

 

Q6)「障害者介助等助成金」に関して希望することがあればご意見をお寄せください。(複数選択可)

 

Q6-2)Q6で「その他」を回答された方にお尋ねします。その他、詳細希望についてはこちらへご記入ください。

・受給要件を分かりやすく整理・緩和してほしい

 

 


【障害者当事者 調査結果】

・回答者属性について(性別、年代、障害者手帳の種類、障害の部位)

 

障害の部位

聴覚障害 67名
上下肢障害 20名
うつ 14名
自閉症/アスペルガー症候群 13名
下肢障害 12名
注意欠陥/多動性障害(ADHD)、躁うつ(双極性)、視覚障害 各8名
心臓疾患、上肢障害 各6名
その他の精神障害、統合失調症、てんかん、知的障害 各4名
体幹障害 3名
音声/言語またはそしゃく障害、免疫機能障害、腎臓病、ぼうこうまたは直腸障害、その他の発達障害 各2名
神経症/不安障害(PTSD、パニック障害含む)、適応障害、肝臓病、その他の身体障害 各1名

 

Q1)あなたは「障害者介助等助成金」についてご存じですか?

 

Q2)あなたの会社では「障害者介助等助成金」を申請したことはありますか?

 

Q3)「障害者介助等助成金」を申請したことが「ある」と回答した方に質問です。どの「障害者介助等助成金」を申請したことがありますか?(複数回答可)

※1件も回答がなかった助成金は下記の通り。

・職場介助者の配置の継続措置に係る助成金

・障害者相談窓口担当者の配置助成金

・重度訪問介護サービス利用者等職場介助助成金

・職場復帰支援助成金

・健康相談医師の委嘱助成金

・職業コンサルタントの配置助成金

・職業コンサルタントの委嘱助成金

・在宅勤務コーディネーターの配置助成金

・在宅勤務コーディネーターの委嘱助成金

 

Q4)「障害者介助助成金」を申請したことが「ある」と回答した方に質問です。申請した助成金は受給できましたか?

 

Q5)「障害者介助助成金」を申請したことが「ない」と回答した方に質問です。「助成金」を申請しなかった理由を教えてください。(複数選択可)

 

Q5-2)Q5で「その他」を回答された方にお尋ねします。「助成金」を申請しなかった理由を教えてください。

・知らなかったため 21件

・申請しにくいため(職場の守秘義務や個人情報保護の観点で、上司に聞きにくい、) 2件

・介助が必要な障害者を雇っていないため 3件

・申請する必要がないため(会社の設備や福利厚生などで整っていたため) 2件

・まだ働いていない、現在働いていないため 2件

・一般枠採用の公務員のため対象外 1件

・会社からの理解がなかったため 1件

・働いてる地域で運用されていなかったため 1件

・該当する項目がないため 1件

・知識がないため 1件

 

Q6)「障害者介助等助成金」に関して希望することがあればご意見をお寄せください。

(複数選択可)

 

Q6-2)Q6で「その他」を回答された方にお尋ねします。その他、詳細希望についてはこちらへご記入ください。

・分かりやすくしてほしい、簡単にしてほしい 3件

・すべての企業や市役所にこの助成金について周知徹底、アピールしてほしい 3件

・利用制限を緩和してほしい、撤廃してほしい 2件

・会社経由ではなく個人の申請も仕組みとしてあったほうが良い 2件

・障害者の介助そのものに抵抗を覚える人が多く障害者と関わったことのない人たちの不安を取り除き、誤解を解く努力が当事者には必要。

・個別な支援も大切だが、サービスの有無の格差や地域格差をなくすべき。

・障害者介助等助成金はどういうものなのか分からない。いつからスタートしたのかも知らない。

・「障害者介助等助成金制度」は必要ないと考える。

 

 

(文責:IGB理事長 伊藤芳浩、IGBインターン生 渡辺莉恵・大高有紀子)

 

 

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