【ご報告】2024年度 Panasonicデフ会 CEO表彰受賞記念イベントについて

11月9日、大阪のPanasonic EXL HUBにて開催された「2024年度 Panasonicデフ会 CEO表彰受賞記念イベント」において、NPO法人インフォメーションギャップバスター(IGB)理事長の伊藤芳浩が「会社生活で抱えるモヤモヤ（我慢）を解決するために～ 聴覚障害者の職場環境改善 ～」をテーマに講演を行いました。Panasonicデフ会は、聞こえる人と聞こえない人が共に働きやすい環境を目指し、社名をはじめ社内用語の手話表現の統一や職場での困りごとを話し合うパナソニックグループの従業員リソースグループ（ERG）で、活動が評価されグループCEO表彰を受賞しました。

講演する伊藤理事長

▼「Panasonicデフ会」（Panasonic Group Webサイト）
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/diversity-equity-inclusion/inclusive/community.html#sec5

当日の講演では、伊藤が職場での聴覚障害者が直面する課題や改善に向けた具体的な取り組みについて、自身の経験を交えながら紹介し、参加者の皆さんと意見交換しました。講演後には分科会「共に働きやすい職場・デフのキャリア形成」にアドバイザーとして参加し、参加者からの相談に応じて、個別の課題に関するアドバイスを行いました。全国からパナソニックグループの約70名のろう・難聴者や聴者が集まり、参加者一人ひとりの職場環境をより良くしていこうという熱意があふれるイベントとなりました。

IGBは、今後もこうした取り組みを通じて、誰もが安心して働ける環境づくりに向けた支援を続けてまいります。