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Information Gap Buster 特定非営利活動法人

2018年7月1日法人新年度のご挨拶(法人8期)


 

日頃より、インフォメーションギャップバスター(IGB)にご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。

さて、本日6月30日をもちまして無事に期末を経て7月1日より法人としての8期目を迎えることが出来ました。
東日本大震災という未曾有の大災害を経て特定非営利活動法人化した本活動も8年目を迎えることができました。この文面を持ちまして厚く御礼申し上げます。

2017年度は非常に多くの方から寄付などご支援をいただき、活動を拡充することができました。特筆することとして、下記の「電話リレーサービスの公的サービス化」と「障害者介助等助成金の拡充」の2点の陳情を議員を経由して行政に対して要望いたしまして、その結果、改善へ大きく一歩踏み出すきっかけを作ることができました。

▼ 【ご支援感謝】7/12に金子めぐみ総務大臣政務官に【電話リレーサービス24時間365日対応/公的サービス化】要望の署名提出しました!

▼ 薬師寺みちよ議員にお会いし情報保障助成金の制限緩和をお願いしてまいりました

また、医療現場の情報保障の拡充として医療通訳シンポジウム、そして学生への啓発活動として東京女子大学においてワークショップをそれぞれ開催いたしました。

▼ イベント(11/4開催)「手話による医療通訳の必要性について」の報告(詳細版)

▼ イベント(12/2開催) 東京女子大学 なべゼミ合同ワークショップ「当事者参加型デザインで情報バリアを解決する」の報告

また、多くの方からお声がけていただき、「電話リレーサービス」や「ダイバーシティ」関連の講演も多数実施いたしました。

▼ 【手話もの知り会(1/17開催)】「電話リレーサービスにて救われた命」の報告

▼ 講演 (1/24開催) 「情報バリア解消による人的資源活用とビジネス貢献」の報告

今年度は理事5名となり、これまでより一層、情報バリア解消のために、地域社会、民間企業へ訴求していき、相互理解を進め、良い関係を構築できるよう努めます。

 

IGBでは、相互理解をより一層深めるために、「情報バリア」に加えて「コミュニケーションバリア」にも取り組むことになり、これまで多方面にて講演などで活動している理事長の伊藤 芳浩に「コミュニケーションバリアフリー エバンジェリスト」として、活動していただくことになりました。

今年度も引き続き、「労働」「生活」「文化」の3分野における【情報バリア・コミュニケーションバリアフリー化】に努めます。

また、IGB は、「⼀⼈ひとりが社会課題について深く知り、その原因について声をあげ、 解決のためにできることを訴えていく」アドボカシー活動を通して、政策を変え、不公正な社会を変えていくことを⽬標にしています。そのため、事業⾃体を各種政策とタイアップすることで、政府や⾃治体及びそれに準ずる機関に影響をもたらし、公共政策の形成及び変容を促していきます。そして、今年度は、その第⼀歩として、国連で定めており、⽇本政府としても国を挙げて推進している持続可能な開発目標(SDGs) への関わりを表明します。

IGB事業が対象としているコミュニケーションバリアフリーと深くつながっている目標は、下記の2点です。

IGB事業としては、ターゲットに対して下記のように取り組みます。職場や生活の場での「コミュニケーションバリアフリー」を推進することで、すべての人々のエンパワーメント、および社会的、経済的、および政治的な包含を促進し、「8. 働きがいも経済成長も」「10. 人や国の不平等をなくそう」に貢献していきます。

本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

認定特定非営利活動法人 インフォメーションギャップバスター
理事長 伊藤 芳浩
理事/事務局一同

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