【ご報告】東京都立葛飾ろう学校主催「防災意識向上のためにろう者としてできること」(2023/9/22)
令和5年9月22日(木)、東京都立葛飾ろう学校からのご依頼に応じ、同校で防災宿泊体験に関する講演を行いました。
テーマは「防災意識向上のためにろう者としてできること」で、インクルーシブ防災プロジェクトリーダーである鈴木義雅氏がクイズを交えながら講演しました。後半では、「HUG(避難所運営ゲーム)」を実施し、参加者がより深い防災意識を醸成できました。
参加者は高等部の生徒10名と教職員6名でした。
<講演内容>
– 自己紹介
– 防災士について
– 講師の防災活動
– クイズ
– 自助&共助&公助のワークショップ
– 「HUG(避難所運営ゲーム)」
防災士について興味を持った生徒もいました。
クイズでは、震度の段階に関する予想外の回答が多く、特に5弱や5強、6弱、6強についての知識不足が明らかになりました。
他のクイズでも、勘違いしていた生徒や教職員がいました。
ワークショップでは、災害が発生する前と直後にどのように行動すべきかを共有し、参加者同士が意見を交換し、情報格差をなくすことが重要であるとの防災意識を高める機会を提供しました。
「HUG(避難所運営ゲーム)」は、静岡県で開発された避難所運営の模擬体験で、葛飾ろう学校体育館での避難所開設をイメージして行いました。このゲームでは、生徒だけでなく、教職員も参加しました。
【文責:インクルーシブ防災プロジェクトリーダー・鈴木】