【ご報告】横浜市立盲特別支援学校における3Dプリンタを使用した触察学習上の課題について
NPOインフォメーションギャップバスター で実施中の3Dプリンタ寄贈プロジェクトの一環で、1/15に横浜市立盲特別支援学校の3Dプリンタの使用状況を慶應義塾大学SFC研究所ソーシャルファブリケーションラボの特任助教の増田 恒夫さんと一緒にヒアリングしに行きました。
左から、慶應義塾大学SFC研究所:増田さん、横浜市立盲特別支援学校:鈴木先生、吉木先生
3Dプリンタ寄贈プロジェクトでは、盲学校における触学習という形状を触る学習を3Dプリンタの導入や運用をバックアップすることで、学習における情報バリアを解消することを目的として2016年よりスタートしているプロジェクトです。
横浜市立盲特別支援学校にて3Dプリンタを活用して、様々な教材を作成されている吉木先生と鈴木先生に対するヒアリングを通して、例えば、下記のような課題が浮かび上がってきました。
- 欲しい3Dデータがない(ゼロから作成するのは困難)
- 他盲特別支援学校での導入支援を行いたいがメーカーが違うなどの理由で困難
- メンテナンスなど運用の支援が皆無状態
上記の具体的な解決方法について議論してきました。少しずつ解決のみちすじが見えてきました。
横浜市立盲特別支援学校:吉木先生
IGBが技術者と教育機関をつなぐことで、情報バリア解消に貢献できるよう尽力いたします。
左から、慶應義塾大学SFC研究所:増田さん、IGB理事長伊藤、横浜市立盲特別支援学校:吉木先生、鈴木先生