【ご報告】國學院大学「共生社会とコミュニケーション」(2025/10/27)
2025年10月27日、NPO法人インフォメーションギャップバスター(IGB)理事長・伊藤芳浩が、國學院大学で開催された「共生社会とコミュニケーション」にてゲスト講師として登壇しました。
- 冒頭で講演の流れを説明する伊藤理事長
- 情報バリアの原因と結果をイラストを用いて説明する様子
- メイン講師の森本行雄さんの読み取り通訳の様子
当日は100名を超える学生・他大学の受講生・OBが参加し、「情報・コミュニケーションバリアのない社会とは」というテーマのもと、「見えないバリア」と「マイノリティ」に焦点を当てて講演を行いました。
講演後、学生たちからは数多くの率直で深い気づきが寄せられました。たとえば、
「補聴器をつけていれば聞こえると思い込んでいた自分に気づいた」
「見えないバリアは言われてはじめて気づくものだと実感した」
「マイノリティの困難は個人ではなく社会構造の問題だと理解した」
といった声があり、学生一人ひとりの中で、日常に潜むバリアや社会構造への理解が深まったことが伝わってきました。
IGBでは、こうした教育現場での対話をきっかけに、次世代に「情報・コミュニケーションバリアフリー」の視点を広げていくことを重要な使命の一つと位置づけています。今後も、大学や企業、自治体との連携を通じて、社会全体でバリアを可視化し、誰もがアクセス可能な社会の実現を目指します。


















